Airpods

新たな調査によると、米国のスマートスピーカー市場でアマゾンがグーグルとアップルを大きくリードしている。

新たな調査によると、米国のスマートスピーカー市場でアマゾンがグーグルとアップルを大きくリードしている。

トッド・ビショップ

AmazonのEcho Dot。(Amazon Photo)

コンシューマー・インテリジェンス・リサーチ・パートナーズ(CIRP)の最新レポートによると、アマゾンは米国のスマートスピーカー市場で「圧倒的なシェア」を誇っており、過去5年間に販売されたデバイスの69%を占めている。

調査によると、Google Home、Apple HomePod、Facebook Portalの販売台数はそれぞれ異なる程度に伸びているものの、インストールベース(累計販売台数)におけるAmazon Echoの優位を大幅に奪うほどではないことが分かった。

CIRPは、2021年6月時点で、Googleがインストールベースの25%、Appleが5%、Facebookが1%を占め、Amazonが69%を占めていると推定している。

Consumer Intelligence Research Partners は、米国におけるスマート スピーカーのインストールベースの成長率 (数百万台単位) と各企業の相対的な市場シェアを追跡しています。

Google Homeは2016年後半に発売され、2017年末までに米国のインストールベースの31%を占めたが、それ以降シェアは低下している。

Amazonは2014年にAlexa音声アシスタントを搭載したEchoスマートスピーカーを市場に初めて投入しました。同社はその地位から様々な面で恩恵を受けているようです。

「業界関係者全員にとって重要な目標の一つは、できるだけ多くの家庭にできるだけ多くのデバイスを普及させることです」と、CIRPのパートナー兼共同創設者であるマイク・レビン氏は声明で述べています。「一つの家庭に複数のデバイスが存在する場合、スマートスピーカープラットフォームは文字通りその場所を自分たちのものにしてしまう可能性があります。なぜなら、乗り換えの障壁が非常に高くなるからです。」

彼はさらに、「Amazonは複数のデバイスを持つ顧客層においてリードしています。米国では2,000万世帯以上がEchoを複数台所有しており、約800万世帯がGoogle Homeを複数台所有していると推定しています」と付け加えました。

CIRPは、米国におけるスマートスピーカーの総設置台数が2017年6月の2,000万台から2021年6月には1億2,600万台に増加したと推定している。