
マドロナ・ベンチャー・ラボのスピンアウト企業Spruce Upがインテリアデザインに機械学習を活用するため150万ドルを調達
モニカ・ニッケルズバーグ著

Spruce Up は機械学習を使用して、パーソナライズされたインテリアデザインを贅沢ではなく、より身近なものにしています。
シアトルを拠点とするこのスタートアップはまだ製品を持っていませんが、本日、Madrona、Two Sigma Ventures、Female Founders Fund、Maveron、Peterson Venturesから150万ドルの資金を調達し、ローンチしました。Spruce Upは、ベンチャーキャピタルMadrona Venture Labsの社内スタートアップスタジオからスピンアウトした企業です。
Spruce Upの共同創業者は、テクノロジーとインテリアデザインのベテランです。ミア・ルーウィンは元eBay幹部で、複数のデザインスタジオを設立した後、Madrona Venture LabsのCEOに就任しました。共同創業者のマイク・ディアケンは、Amazonとマッキンゼー・アンド・カンパニーで指導的役割を担った経験があります。
ルーウィン氏とディアケン氏は、顧客がデザイナーとつながる前にスタイルクイズに答えるサービスを構想している。
「私たちは、顧客レベルで、住まい、スタイル、予算、ニーズに関する豊富なデータを収集し、それぞれの顧客プロファイルに合った商品をマッチングさせています」とルーウィン氏はメールで述べた。「当社のスタイル予測アルゴリズムは、顧客プロファイルに最適な商品を推奨し、デザイナーは顧客のニーズに最適な商品を厳選します。」
Spruce Upの収益は、家具やインテリアアイテムを顧客に直接販売するeコマース部門から得られます。現在3名で構成されているチームは、2018年末までに10名に拡大する予定です。Spruce Upは、インテリアデザイナーを従業員および契約社員として採用し、顧客が商品を見つけるお手伝いをします。
オンラインでインテリアデザインサービスを提供する企業はいくつかありますが、ルーウィン氏によると、それらの企業は「消費者に時間と費用の両面でより多くのコミットメントを求めている」とのことです。彼女は、Spruce Upが機械学習技術を活用することで、その両方を軽減できると考えています。
Madrona Venture Labs からスピンアウトした過去の企業としては、MightyAI、MessageYes、Essential、Domicile、Rep the Squad などがあります。