
スプリントは46万7千人の加入者を失い、TモバイルCEOは満足げ
スプリントは46万7千人の加入者を失い、TモバイルCEOは満足げ
テイラー・ソパー著
スプリントは本日、予想を上回る第1四半期の利益を発表したが、米国第3位の無線通信事業者は顧客を失うペースが加速している。
スプリントは2014年第1四半期に1億5,100万ドル(1株当たり4セント)の損失を計上した。これはウォール街の予想を上回り、昨年同時期の6億4,300万ドルの損失を大きく下回るものだった。しかし、同社は加入者数も46万7,000人減少し、2013年第1四半期から5万2,000人増加した。
スプリントの株価は今日10%以上上昇しているが、顧客を失うのは同社がAT&T、ベライゾン、そして最近攻撃的なTモバイルとの厳しい競争に直面している中でのことであり、TモバイルのCEOはスプリントの収益結果について次のように語っている。
今年7月にソフトバンクに買収されたスプリントは、AT&Tとベライゾンに対するより強力な競合企業となるため、Tモバイルの買収に関心を示している。しかし、現時点では正式な提案は行われていない。
一方、スプリントは火曜日、4G LTEネットワークの加入者数が2億2500万人に達したと発表した。ただし、加入者数の減少は4G展開の難航によるところが大きい可能性がある。また、同社は300万人が新しい「Framily Plan」に加入したことも明らかにした。このプランは大人数グループ向けの割引を提供しており、T-MobileやAT&Tが提供する革新的な新プランに対抗するものだ。
スプリントは2月に、昨年買収したクリアワイヤ社から91人を解雇し、シアトル地域での雇用削減を継続した。