
こんにちは、マイクロソフト:ノキアデバイスグループ、買収完了で4億5200万ドルの損失を計上
トッド・ビショップ著
ノキアのデバイス&サービスグループは、マイクロソフトによる72億ドルの買収前の四半期に3億2600万ユーロ(4億5200万ドル)の営業損失を計上しており、マイクロソフトがノキアのスマートフォン事業を吸収する際に直面するであろう課題を浮き彫りにしている。
ノキアは昨夜発表した第1四半期の決算報告で、デバイス部門の業績低下の原因について、「ますます低価格化が進むスマートフォンの熾烈な競争」と「競合するスマートフォン・プラットフォームの強力な勢い」などの要因を挙げた。
ノキアは、デバイス部門の業績を除けば黒字であると発表した。同社は幹部の ラジーブ・スリ氏を新CEOに任命し、ネットワークや地図サービスなどの事業継続を指揮させる。
ノキアはWindows PhoneのLumiaシリーズの販売台数を明らかにしていないが、スマートデバイスの販売台数は2013年第4四半期と比較して減少したものの、前年同期と比較して増加したと述べている。つまり、販売台数は610万台(ノキアの2013年第1四半期のスマートデバイスの販売台数)から820万台(2013年第4四半期の実績)の間となる。
比較すると、Androidスマートフォンの最大手ベンダーであるサムスンは、第1四半期に推定8,900万台のスマートフォンを販売し、Appleは5,100万台以上のiPhoneを販売した。
この結果は、マイクロソフトがハードウェア開発への進出をさらに進めることが、少なくとも短期的には同社の利益率にどのような影響を与えるかを示している。同社はノキア部門の買収により、一連の経済効果と製品開発の効率化が期待でき、Windows Phoneの地位が長期的に向上することを期待している。
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