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新型コロナウイルスの影響でシアトル・タコマ国際空港の旅客数が3分の2減少、支援求める

新型コロナウイルスの影響でシアトル・タコマ国際空港の旅客数が3分の2減少、支援求める

アラン・ボイル

空港コンコース
シアトル・タコマ国際空港のレストランは、引き続きテイクアウトまたは注文によるサービスの提供を乗客に提供しています。(シアトル港撮影)

シアトル港当局は本日、新型コロナウイルスの流行とそれが航空旅行に及ぼす影響により、シアトル・タコマ国際空港を出発する航空旅客数が3分の2に減少したと発表した。

シアトル・タコマ国際空港では、例年この時期には毎日5万人がチェックポイントを通過するが、その数は1万6千人から1万7千人程度に減ったと、同空港のランス・リトル常務取締役が記者会見で語った。

「これには乗り継ぎ客は含まれていません」と彼は言った。「通常、空港全体で14万人から15万人以上の乗客がいるはずです。」

リトル氏は、旅客輸送量は急激に減少している一方、オンライン注文の増加により国内貨物輸送量は通常よりも多いと述べた。

シアトル港のブログ投稿には、主に食品サービスへの規制により一時的に閉店した店舗とレストラン10軒が掲載されています。その他約24軒のレストランは、テイクアウトまたは注文制で営業を続けています。

リトル氏は、シアトル・タコマ国際空港は、感染拡大による経済的打撃への対応を支援するため、全米の他の空港と連携し、連邦政府から100億ドルの支援策を要請すると述べた。これは、全米の航空会社が求めている500億ドル規模の支援策に加えて支給されるものとなる。

シアトル港湾局のスティーブ・メトラック局長は、空港における数億ドル規模の建設プロジェクトは、一つの例外を除いて継続していると述べた。メトラック氏によると、中央ターミナルのプロジェクトの一つは、作業員が新型コロナウイルスの検査で陽性反応を示したため、2週間中断されたという。

メトラックによると、港湾従業員1人も陽性反応を示したが、その人は主要施設から離れた場所で働いていたため、空港の運営に大きな影響は出ていないという。