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T-モバイル、計画していたテレビサービスの開始を2019年まで延期すると報道

T-モバイル、計画していたテレビサービスの開始を2019年まで延期すると報道

フランク・カタラーノ

レイヤー3 TVのCEO、ジェフ・バインダー氏が、T-モバイルのCEO、ジョン・レジャー氏および他のT-モバイル幹部たちとポーズをとっている。(T-モバイルの写真)

T-モバイルは今年中にT-モバイルTVを発売する予定だったが、そのデビューを2019年まで延期すると報じられている。

ブルームバーグは、事情に詳しいとされる情報筋を引用し、このプロジェクトは「予想以上に複雑であることが判明した」と報じている。ブルームバーグの情報筋は計画変更の可能性を示唆しているものの、2018年内に何らかのサービス開始まで残り2週間を切った。つまり、T-Mobileが他社が既に提供しているような「ありふれた」ストリーミングプラットフォームを提供するか、より独自のUn-carrierサービスの開発を待つかという選択になる可能性があるようだ。

T-Mobileは1月、デンバーに拠点を置くLayer3 TVを買収し、今年中に独自のテレビサービスを開始すると約束しました。米国証券取引委員会への提出書類によると、この買収額は3億2500万ドルです。ワシントン州ベルビューに拠点を置くT-Mobileは、この買収によってComcastなどのケーブルテレビ事業者に対抗できる立場を確立しました。T-Mobile TVは、一般家庭のケーブルテレビ、DSL、その他のインターネット接続で利用できるほか、T-Mobileが今後導入予定の次世代5Gワイヤレスネットワーク接続も活用できる予定です。

「人々は選択と変化を求めています!これは朗報です。まさに私たちが実現しようとしていることです!」と、T-Mobileの社長兼CEOであるジョン・レジャー氏は買収時の声明で述べた。「世界中の消費者を代表して、大手ケーブルテレビや衛星テレビと戦うのが待ちきれません!」

この新たな取り組みを主導したのは、Layer3のCEOを務め、T-Mobileのエグゼクティブ・バイスプレジデントに就任したジェフ・バインダー氏です。T-Mobileには、AT&T、Fox、Comcast、Time Warnerなどの元幹部を含む、Layer3の200人近くのメンバーが加わりました。

ブルームバーグは、Tモバイル社が最新の報道についてコメントを控えたと伝えた。

Tモバイルは今週、米国国家安全保障機関から承認を得てスプリントとの合併計画のハードルを乗り越え、2019年前半に規制当局による完全な承認が得られる見込みだと発表した。