
マイクロソフト、新アップデートでビジネスデータ可視化をフリーミアム化へ
ブレア・ハンリー・フランク著
Microsoftのビジネスインテリジェンスツール「Power BI」が、より多くのユーザーに開放されます。本日、Microsoftは次期バージョンのプレビューを発表しました。このバージョンは無料で利用可能で、プレミアムアップグレードパスも追加されます。
あらゆるウェブブラウザからアクセスできる新バージョンのサービスでは、Microsoft Dynamics CRM、Salesforce、GitHubなど、様々なソースからビジネスデータを取得し、有用な視覚化データに変換することができます。今年後半のリリース後、サービスの基本機能は無料でご利用いただけるほか、月額9.99ドルのPower BI Proアカウントにアップグレードすることもできます。
現在、Microsoftはビジネスメールアカウントをお持ちの方を対象に、Power BIの次期バージョンを無料プレビューとして提供しています。新機能の概要を説明したビデオはこちらです。
新しいビジネスモデルに加え、マイクロソフトは本日、iOS App StoreでiPad向けPower BIのプレビュー版を公開しました。また、来年にはWindows Phone、iPhone、Androidスマートフォン向けのモバイルアプリをリリースする予定です。さらに、アナリストがPower BIデータからダッシュボードを作成し、他の顧客と共有できる新しいPower BIデザイナーツールもリリースしました。
このツールは、企業が生成するビッグデータの活用を支援するというマイクロソフトの取り組みの重要な一部です。中小企業が自社の情報を活用したいと考えるケースが増えており、マイクロソフトには活用できる大きな市場機会が存在します。