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スティーブン・ソダーバーグ監督は、テック系労働者を描いたHBOマックスのスリラー映画をシアトルで撮影する。

スティーブン・ソダーバーグ監督は、テック系労働者を描いたHBOマックスのスリラー映画をシアトルで撮影する。

カート・シュロッサー

2017年にシアトルで行われたイベントに出席したスティーブン・ソダーバーグ監督。(FilmMagic Photo for HBO)

オスカー受賞監督のスティーブン・ソダーバーグが、ゾーイ・クラヴィッツ主演のスリラー映画「KIMI」の撮影のためシアトルに戻ってくる。

シアトル・タイムズ紙によると、今週中に撮影クルーがシアトルに到着し、屋外シーンの撮影が行われる可能性がある。同紙は以前、この映画のエキストラを募集していると報じていた。

IMDbの「KIMI」の説明によると、クラヴィッツは「広場恐怖症の技術者」を演じ、「暴力犯罪の証拠映像を発見し、通報を試みる」という設定。「抵抗と官僚主義に直面した彼女は、最も恐れていることを実行に移さなければならない」。

シアトル・メット紙が3月にこのプロジェクトについて報じた際、サブプロットの詳細には「抗議活動で満ちたシアトルの街」が含まれていた。また、この映画はパンデミック中に撮影されるため、エキストラはマスクを着用することが予想される。

このツイートには、月曜日にシアトルのダウンタウンにあるウェストレイク公園で1,500人以上が参加して「抗議イベント」を行う予定の銃撃事件の通知が示されていた。

https://twitter.com/jonknee/status/1391794267308183553

タイムズ紙によると、この映画の屋内シーンは今春初めにロサンゼルスで撮影された。

Deadlineは、『KIMI』がHBO Maxでプレミア公開されると報じた。ソダーバーグ監督にとって、このストリーミングプラットフォームとの3度目のコラボレーションとなる。

『セックス、嘘、ビデオテープ』『トラフィック』『オーシャンズ11』などの作品で知られる同監督は、2017年に以前のプロジェクトのプロモーションのためシアトルとHBOのエンジニアリングオフィスを訪れた。

「これは映画でもなければ、テレビ番組でもない。ある種、独自のものなんだ」と彼は当時、HBO向けに開発した「Mosaic」アプリについて語った。

ソダーバーグ氏は最近、2021年のアカデミー賞授賞式のプロデューサーを務めた。