
スタンフォード大学がビッグゲームのために来日?チケット代はもっとかかるかも
ジョン・クック著

チケットの需要が高いときに収益を増やせるという理由もあり、組織は変動価格設定、つまりダイナミックプライシングというアイデアを高く評価しています。ワシントン大学の体育局は今、このコンセプトを試してみることにしています。
ワシントン大学は、2012-2013シーズンの男子バスケットボールシーズンから、スポーツ&エンターテイメント分析チケットシステム(SEATS)の導入を計画しています。Digonex社が開発したこのシステムにより、ワシントン大学はチケットの売上と購入パターンを分析し、試合ごとのチケット価格を設定することができます。
つまり、スタンフォード大学やオレゴン大学との試合は、ジャクソン州立大学やカリフォルニア・ポリテクニック大学との試合よりも高額なチケットを支払える可能性があるということです。もし成功すれば、来年にはワシントン大学のフットボールの試合にも導入される可能性があります。
SEATSでは、チケットの需要に加え、チームの成績、リーグ順位、対戦相手、スケジュールなども分析します。例えば、水曜日の夜に行われる、カンファレンス最下位のノンリーグ戦は、価格が下がる可能性があります。
UW は Pac-12 で初めて SEATS テクノロジーを導入した大学であり、NCAA ディビジョン 1 では国内で 2 番目です。サウスフロリダ大学も Digonex システムを使用しています。
「Digonexは大学スポーツのダイナミックプライシングを初めて導入した企業であり、当団体が提供するさまざまなスポーツに合わせてカスタマイズし、当団体のユニークなファン層に適応する能力があるため、このプログラムを開始するにあたってDigonexを当然の選択としました」と、ワシントン大学のチケット販売およびサービス担当アシスタント・アスレチック・ディレクター、David Gravenkemper氏は述べています。
変動価格設定は、航空券などで既に実例が見られるものです。しかし、ラッシュアワー時のSR-520浮橋の通行料やUberのタクシー料金など、他の形でも利用されています。(大晦日に高額な料金を払ってUberに乗車した人々の話を思い出してください。)