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アマゾンがインドでマーケットプレイスを開設

アマゾンがインドでマーケットプレイスを開設

ブレア・ハンリー・フランク

amazonIN_ロゴインドで書籍や映画をオンラインで探している人々に、新たな選択肢が生まれました。Amazonはひっそりと、インド向けの新しいオンラインマーケットプレイス「amazon.in」を立ち上げました。

インドの厳格な外国直接投資(FDI)規制のため、Amazonは既存のeコマース事業を単純に拡大してインドに進出することはできません。その代わりに、このeコマース大手は、サードパーティの販売業者がウェブ上でビジネスを行えるプラットフォームを開設します。現在、購入可能な商品は書籍、映画、テレビ番組のみですが、プレスリリースによると、Amazonは「今後数週間以内に」携帯電話とカメラにも事業を拡大する予定とのことです。

この新しいサイトは、アマゾンがインドでの最初の事業である Junglee を立ち上げてから 1 年余り後に登場した。Junglee は、Google Shopping のようにユーザーをサードパーティ ベンダーのショッピング ウェブサイトに誘導するサイトである。

ローンチ発表では、新しいマーケットプレイスを立ち上げるための2つの主要プログラム、「Amazonでの販売」と「Amazonフルフィルメント」が強調されました。1つ目は非常にシンプルです。販売者はamazon.inに商品を出品し、世界中の他のAmazonマーケットプレイスの顧客と同じように、注文のフルフィルメントを自ら処理できます。

販売者は、Amazonに注文処理を委託することもできます。ムンバイ郊外にあるAmazonの倉庫に商品を送るだけで、注文が入ると残りの物流はAmazonが引き受けます。

「Amazonフルフィルメントサービスによって、販売業者が商品の調達や価格設定といったコアビジネス機能に集中できるよう、当社が重労働を引き受けます」とAmazonインドの副社長兼カントリーマネージャーであるアミット・アガルワル氏はプレスリリースで述べた。

この動きにより、アマゾンは、インドの電子商取引市場で現在支配的な地位にあるフリップカート、そして最近eBayが主導する5000万ドルの投資ラウンドを受けたスナップディールと対立することになる。

GeekWireの以前の記事:レポート: Amazonがロサンゼルスとサンフランシスコで食料品の配達を開始