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新しい太陽光発電ガジェットは冷蔵庫なしで食品を新鮮に保ちます

新しい太陽光発電ガジェットは冷蔵庫なしで食品を新鮮に保ちます

モリー・ブラウン

写真提供:Wakati
写真提供:Wakati

これはクールな名前のついたクールな小型ガジェットです。Wakati は、冷蔵設備が容易に利用できない場所でも、太陽光エネルギーを使用して最大 1 週間食品を新鮮に保ちます。

多くの発展途上国では、食品は輸送中や保管中に急速に賞味期限が切れてしまいます。Fast Companyによると、ベルギーに拠点を置くスタートアップ企業「Wakati」(スワヒリ語で「時間」を意味する)は、こうした状況に対応するため、太陽光発電式の食品加湿器を開発しました。従来の蒸発冷却器と同様に機能するこの装置は、食品の湿度を保ち、放置した場合よりも最大10倍長く鮮度を保ちます。

写真提供:Wakati
写真提供:Wakati

「ある実験をしてみることにしました。高温多湿の微気候の中で果物や野菜を保存してみようと思ったのです」と、Wakatiのデザイナー兼創設者であるアーネ・パウエルズ氏は語る。「廃棄紙かごを用意し、その中に蒸発器を置き、レタスを内側と外側に植えました。部屋を華氏86度以上に加熱し、数日間待ちました。驚いたことに、かごの中の野菜は見た目は問題なかったのですが、外側の野菜は完全にしおれてしまっていました。」

Wakatiはテントのような構造と、内部に太陽光発電式の蒸発器を内蔵しています。Pauwels氏は、これは業務用冷蔵庫ではないと認めていますが、わずかなコストで食品の保存と輸送を効率化できるとしています。

このユニットの価格は約100ドルだが、最も素晴らしいのは、ワカティが3Dプリント会社と協力して試作品を製作し、ハイチ、ウガンダ、アフガニスタンでテストしていることだ。

この軽量デバイスは、西洋諸国でも、特にハイキング、キャンプ、ボート愛好家にとって便利なものになるだろうと思わずにはいられません。重いコールマンとはお別れ。ワカティへようこそ。