
調査:大多数の人は自分の位置情報をアプリと共有することに抵抗がない
テイラー・ソパー著
皆さんはどうか分かりませんが、私は普段、スマートフォンのアプリに自分の位置情報を追跡されることに警戒しています。しかし、新しい調査によると、私は少数派だそうです。
ポートランドに拠点を置くモバイル分析とプッシュメッセージングのスタートアップ企業であるUrban Airshipは、ユーザーに位置情報の共有を求める70以上のアプリを分析し、一般的に62%のユーザーが位置情報の追跡を許可していることを発見しました。一方、51%のユーザーはプッシュ通知の受信をオプトインしています。
アーバン・エアシップのCEO、スコット・クヴェトン氏は声明の中で、人々が自分の位置情報を共有したくないという思い込みは「誤りであり、モバイルならではのチャンスを大きく過小評価している」と述べた。
2013年2月に2,500万ドルの巨額の資金調達を行ったアーバン・エアシップは、自社のアプリで位置情報ターゲティングを使用している企業は、ターゲットを絞らないメッセージに比べて顧客からの反応が最大4倍になっていると指摘した。
ユーザーの位置情報に基づいてスマートフォンに表示される通知は、人気が高まっているようです。Appleの新しいiOS 8ソフトウェアは、ユーザーの位置情報を利用して、関連するアプリに素早くアクセスできるようにします。スマートフォンアプリは、スマートフォンにワイヤレスで接続する市販のBluetooth対応デバイスであるビーコンも利用できます。例えば、メジャーリーグベースボール(MLB)は、スタジアムにAppleのiBeaconテクノロジーを導入し、iPhoneユーザーが球場内の位置に応じて通知を受け取れるようにしています。また先週、シアトルのスタートアップ企業Artifact Technologiesがビーコンを活用し、美術館の展示でスマートフォンを使用しているユーザー向けにインタラクティブなコンテンツを表示する方法について解説しました。