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ボーイング社、P-8Aポセイドン哨戒機の新規受注で15億ドルを獲得

ボーイング社、P-8Aポセイドン哨戒機の新規受注で15億ドルを獲得

アラン・ボイル

ボーイングP-8Aポセイドン航空機
ボーイング社のP-8ポセイドン航空機は、737次世代機の軍用バージョンです。(ボーイング社の写真)

米海軍はボーイング社に対し、次期P-8Aポセイドン海上哨戒機18機の15億ドルの生産契約を発注し、同社の防衛事業を活性化させた。

  • P-8ポセイドンは、ワシントン州レントンで製造されているボーイング737次世代航空機の軍用派生型である。ボーイング社製のこの航空機数十機が世界中を巡回し、潜水艦捜索や監視から捜索救助までさまざまな任務を遂行している。
  • 新たに発注された機体のうち、8機は米海軍、6機は韓国海軍、4機はニュージーランド空軍に納入される。納入は2022年から2023年にかけて開始される予定だ。
  • この契約は、737 MAXの危機と新型コロナウイルス感染拡大の影響に対処してきたボーイングにとって朗報となる。P-8ポセイドンの生産は、ボーイングが先週命じた14日間のウイルス関連操業停止措置の一環として現在停止されている。S&P 500は1日で3%以上上昇したにもかかわらず、ボーイングの株価は本日の取引で6%下落した。