Ipad

しゃべるホワイトボード?Alexa for BusinessがEcho以外のデバイスにも対応し、職場環境に対応

しゃべるホワイトボード?Alexa for BusinessがEcho以外のデバイスにも対応し、職場環境に対応

フランク・カタラーノ

(GeekWire 写真/フランク・カタラーノ)

Amazon は、インテリジェント音声アシスタント Alexa をどこでも利用できるようにするための継続的な取り組みの一環として、企業や組織内の共有デバイス向けプログラムである Alexa for Business でサードパーティ製デバイスが動作するようになったことを発表した。

この新機能により、Amazon Web Services(AWS)のAlexa for Businessデバイス管理がAmazon Echoデバイス以外にも拡張されます。昨年11月に導入されたAlexa for Businessは、ユーザーが音声コマンドで電話会議に参加したり、ビジネスカレンダーを確認したり、Salesforceなどの一般的なビジネスツールで情報を検索したりできるように設計されていました。

「お客様はEchoデバイスでAlexaを活用して会議室の使い勝手を簡素化することにご満足いただいており、既存の機器でも同じ機能を実現してほしいというご要望をいただいています」と、Alexa for Businessゼネラルマネージャーのコリン・デイビス氏はブログ記事で述べています。「デバイスメーカーと協力し、お客様が既にオフィスで使用しているデバイスを通じてAlexaのパワーをお届けできることを大変嬉しく思います。お客様は新しいハードウェアをインストールすることなく、Alexa for Businessのメリットをすべて享受できます。」

アマゾンは、Plantronics、iHome、Blackberry、Linkplay、Extronなどのブランドやソリューションプロバイダーと協力して、Polycomの会議機器やオフィスや職場でよく見られるその他の製品にAlexaの機能を組み込むとしている。

マリオットホテルの客室に置かれたAmazon Echo Dot。(GeekWire Photo / Frank Catalano)

Amazon によれば、Alexa for Business に適した場所は、会議室やホテルの部屋から、ロビー、キッチン、休憩室、コピー室まで多岐にわたります。

すでに多くの企業が共有スペースにEchoデバイスを導入しています。WeWorkはAlexaを使って会議室の予約をしており、ウィン・ラスベガスとマリオットホテルは客室にEchoデバイスを設置して指示やリクエストを受け付けています。Amazonによると、フェンダー、エクスプレス・トラック、プロペル・インシュアランスといった企業もAlexa for Businessを導入し、従業員が音声でテクノロジーを操作できるようにEchoデバイスを追加しているとのことです。