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Amazon WorkSpaces 仮想デスクトップサービスにアプリストアが加わり、アプリケーションの導入が簡単に

Amazon WorkSpaces 仮想デスクトップサービスにアプリストアが加わり、アプリケーションの導入が簡単に

ブレア・ハンリー・フランク

AWS のシニアバイスプレジデント、アンディ・ジャシー氏(写真:GeekWire)
AWS のシニアバイスプレジデント、アンディ・ジャシー氏(写真:GeekWire)

サンフランシスコ – Amazon は、多数の従業員にアプリを展開することに重点を置いた 2 つの新機能を導入し、顧客が WorkSpaces クラウドベースの仮想デスクトップ サービスをより簡単に利用できるようにしました。

本日サンフランシスコで開催されたAWSサミットで発表されたAWSデスクトップアプリ向けマーケットプレイスにより、システム管理者は一元管理されたコンソールからアプリケーションを選択し、WorkSpacesにデプロイできるようになります。マーケットプレイスには本日リリース時点で11のカテゴリにまたがる100以上のデスクトップアプリが登録されており、Microsoft Office、Visual Studio、CorelDrawといった人気ツールも含まれています。

これらのアプリはすべてWorkSpacesに簡単に導入でき、月額サブスクリプションでライセンスを取得できます。これは、複数年契約を重視する現在のエンタープライズソフトウェア市場とは大きく異なります。

マーケットプレイスに加えて、AmazonはWorkSpaces Application Managerも発表しました。これにより、企業はWorkSpacesに大規模にデプロイされたアプリケーションをより容易に管理できるようになります。サービスの「Lite」バージョンは無料で、AWS Marketplaceアプリのみをサポートします。ユーザーあたり5ドルの「Standard」プランでは、IT管理者が独自のアプリをアップロードでき、きめ細かなプロビジョニング制御とユーザーグループに対するポリシー設定が可能です。さらに、管理者はApplication Managerを使用してアプリケーションの使用状況を監査することもできます。

WorkSpacesは2013年に初めてリリースされ、ジョンソン・エンド・ジョンソンをはじめとする重要な顧客を獲得してきました。AWSの最高責任者であるアンディ・ジャシー氏は、会場で聴衆に対し、ジョンソン・エンド・ジョンソンは2015年を「WorkSpacesの年」と呼び、このサービスを全社的に展開する計画だと述べました。