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アナリスト:Xbox Series XとPlayStation 5の発売はコロナウイルスの流行により遅れる可能性がある

アナリスト:Xbox Series XとPlayStation 5の発売はコロナウイルスの流行により遅れる可能性がある

ナット・レヴィ

任天堂はすでに中国でのコロナウイルスの発生による生産の遅れを報告しており、ウォール街の企業は、今後発売されるXbox Series XとPlayStation 5も次に遅れる可能性があると見ている。

次世代ゲーム機は今年のホリデーシーズンに発売予定だが、Business Insiderが最初に報じたジェフリーズ・グループのメモによると、ウイルスの影響でメーカーが操業停止を余儀なくされ続ける場合、発売が遅れる可能性がある。中国はゲーム機の製造に加え、ゲームのアート制作においても重要な役割を担っている。

「(企業の)操業停止が1か月程度続くと、ゲームのスケジュールは遅れるだろう」とメモには記されている。「新型ゲーム機も同様に、2020年秋の発売を前に、長期にわたる混乱により供給に支障をきたす可能性がある。」

私たちは Microsoft と Sony に連絡をとっており、返答があればこの投稿を更新します。

メモによると、業界は数週間の操業停止を補うことができるが、それが数カ月に及ぶと生産の遅れが問題になるという。

「セキュリティ要件とソフトウェアツールはリモートワークをほぼ不可能にしており、グローバルセクターには大きな余剰能力がありません。現在の遅延や『クラッシュ』作業を見れば明らかです。これは、プロジェクト途中でプロバイダーを変更するという物流上の困難が伴う以前からの問題です」と報告書は述べています。「遅延が広範囲に及ぶ場合、ゲームの遅延リストはますます増加し、2021年第1四半期以降もさらに影響が出る可能性があります。」

ジョンズ・ホプキンス大学の追跡調査によると、このウイルスは世界中で600人以上の死者と3万1000人以上の感染者を出している。多くの大企業が依存している中国の製造業に大きな打撃を与えている。

任天堂のSwitch問題に加え、Appleは生産の遅延に直面している。日経新聞は今週、Appleが大人気ワイヤレスイヤホンの供給不足を補うため、第1四半期にAirPodsを4500万セット発注したと報じた。しかし、サプライヤーは2週間以上も操業停止状態にあり、生産再開後も部品不足に陥る可能性がある。