
アマゾンの「ハブ」アパート配送ロッカーが全米50万人の住民に利用可能に
アマゾンの「ハブ」アパート配送ロッカーが全米50万人の住民に利用可能に

サンフランシスコのアパートに設置されたAmazon Hubの荷物配送ロッカー。(トリニティプレイスの写真)
テイラー・ソパー著

アマゾンは「ハブ」アパート配送ロッカーの展開を続けており、本日、このサービスが現在米国全土の50万人以上の住民に利用可能になったと発表した。
同社は昨年、アパートの居住者にAmazon.comで注文した商品を受け取る別の方法を提供する取り組みを開始した。これは、自宅や職場でAmazonからの荷物を受け取る代わりに、7年前に開始されたAmazonの既存のロッカーに類似している。
「ハブ」との違いは、アマゾンだけでなく、あらゆる発送者、あらゆる配送業者による荷物を受け入れるという点だ。この戦略により、アマゾンは小売の郵便受け販売店や既存の荷物ロッカーにとって、はるかに大きなライバルになる可能性がある。
「ロッカーソリューションにおけるアマゾンの専門知識を基に、ハブは荷物の配達に関する不動産所有者、運送業者、住民の不満に対処します」とアマゾン・ワールドワイド・ロッカーズ&ピックアップ担当ディレクターのパトリック・サパンク氏は声明で述べた。
玄関先での荷物の盗難が依然として大きな問題となっている中、Amazonは最新の荷物配送サービスを導入しました。同社は今年初め、配達員が顧客の自宅にアクセスできるようにするサービス「Amazon Key」を発表しました。また4月には、自家用車を荷物の配送ロッカーのようなものに変える「Amazon Key In-Car」を発表しました。
これは、ホールフーズの買収からトレジャートラック、配達用ドローンに至るまで、アマゾンの実店舗と配達インフラの成長を示すもう一つの例でもある。