
マイクロソフトがSkyDriveをアップデート、クラウド業界での存在感を高める
マイクロソフトがSkyDriveをアップデート、クラウド業界での存在感を高める

Windows タスクバーにピン留めされた SkyDrive
トッド・ビショップ著
Microsoft は本日中に、無料の Windows Live SkyDrive サービスに一連のアップデートをリリースする予定です。これは、Office Web Apps、Hotmail、Windows Phone、その他の Microsoft 製品のための単なる舞台裏のツールではなく、ファイルを保存するためのスタンドアロン製品としてのクラウド サービスのアイデンティティを強化しようとするものです。

同社によると、これらの変更はしばらく前から準備されていたという。しかし、音楽分野に注力するApple、Amazon.com、Googleのおかげで、クラウドストレージにおける競争が激化する中で、今回の変更が実施されることになった。
「SkyDriveを独自のコンセプトとして確立することが私たちにとって非常に重要です」と、マイクロソフトのシニアプロダクトマネージャー、アナンド・バブ氏はインタビューで語った。
SkyDrive の変更点のハイライト…
- Microsoft は、標準の Windows Live ナビゲーション バーに SkyDrive を追加し、Internet Explorer 9 を使用して SkyDrive を Windows タスク バーにピン留めする機能を有効にして、ユーザーが SkyDrive サービスに保存されているファイルにすばやくアクセスできるようにします。
- 同社は、保存できるファイルサイズの上限を100MBに倍増させる一方、1つのアカウントに保存できるファイルの全体的な最大容量を25GBに維持する。
- 内部的には、PCのグラフィックハードウェアを活用してフォルダやフォトアルバムのナビゲーションを高速化しています。また、WindowsやMac OS Xのネイティブファイル管理システムに近い方法でファイルをグループ化することで、より直感的な操作性を実現しています。
- 広告が削除され、SkyDrive インターフェースの右側に新しい情報ペインのためのスペースが確保され、Word や Excel でファイルを開くなどのコマンドへのクイック リンクが表示されるようになりました。
- 写真の表示方法には、Microsoft の Bing フォトの表示に似た無限スクロール メカニズムや、個々の写真のアスペクト比を反映したさまざまなサイズのサムネイルを含む「モザイク」レイアウトなど、一連の変更が加えられました。