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NASAの天文学者、人権活動家のマララ・ユスフザイにちなんで小惑星に命名

NASAの天文学者、人権活動家のマララ・ユスフザイにちなんで小惑星に命名

モリー・ブラウン

写真はマララ基金ブログ/NASAより
写真提供:Malala.org/NASA

人権の英雄、ノーベル平和賞受賞者、そして今や小惑星となったタリバンに立ち向かった少女は、今や宇宙に永遠に刻まれている。

NASAジェット推進研究所の天文学者エイミー・メインザー博士は、自身が発見した小惑星を、暗殺未遂事件を生き延び、世界中で女性の権利の擁護者となったパキスタンの少女、マララ・ユスフザイにちなんで名付けた。

写真提供:Malala.org/Tanya Malott
写真提供:Malala.org/Tanya Malott

「マララにちなんで小惑星に命名できることは大変光栄です」とメインザー氏はマララ氏のブログに記している。「私のポスドク研究員であるキャリー・ニュージェント博士が、多くの小惑星に名前が付けられているものの、女性(特に有色人種の女性)の貢献を称えて命名されたものはごくわずかであるという事実を教えてくれたのは、まさにその点でした。」

小惑星316201は現在「マララ316201」として知られています。メインザー氏によると、この小惑星は火星と木星の間にある小惑星帯に位置し、5年半ごとに太陽の周りを周回しています。

メインツァーさんは、この動きが世界中の若い女性のSTEMへの興味を刺激することを期待している。

「若い女の子たちへのアドバイスは、科学と工学は誰にでもできるということです!」とメインザーは続ける。「人類が抱える最も困難な課題を解決するには、すべての賢い人々の知恵が切実に必要です。人口の半分の人々の知恵を拒絶するわけにはいきません。それに、周りの世界について学ぶのは素晴らしい感覚です。きっと毎日、この仕事に恋に落ちるでしょう。」

写真提供:NASA
写真提供:Malala.org/NASA