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パンデミックによるオンラインショッピングの急増の中、Eコマース物流スタートアップのPipe17が800万ドルを調達

パンデミックによるオンラインショッピングの急増の中、Eコマース物流スタートアップのPipe17が800万ドルを調達

テイラー・ソパー

Pipe17 CEO モー・アフシャール氏。(Pipe17 写真)

新たな資金調達:シアトルのスタートアップPipe17は、オンライン小売業者が在庫、注文フロー、フルフィルメントなどに関わる様々なeコマースソフトウェアシステムを連携させるプラットフォーム向けに、800万ドルのシードラウンドの資金調達を発表しました。このラウンドはGLP Capital Partnersが主導しました。

Pipe17の技術:  25名の従業員を抱える同社は、データを集約し、eコマース業務のリアルタイムな俯瞰図を提供するための基盤を提供しています。企業はPipe17を利用して、例えばQuickBooks Commerceソフトウェアをフルフィルメントチャネルに接続しています。その目的は、散在するスプレッドシートによる手作業でのデータ収集を置き換えることです。「Pipe17の考え方は、まずデータ接続の問題を解決することで、小売業者の業務効率化を実現することです」と、CEOのモー・アフシャー氏は述べています。

パンデミックの影響: パンデミックによってeコマース活動が加速し、これまで以上に多くの人がオンラインで買い物をしています。この傾向はPipe17のような企業にとって追い風となっています。シアトルには、同じくeコマース物流のスタートアップ企業であるFabricがあり、同社は今月初めに4,300万ドルを調達しました。シアトルのeコマース物流スタートアップ企業であるIdeoclickも、GLPから資金調達を行いました。Ideoclickは木曜日にプラットフォームの拡大に関する独自のニュースを発表しました。

創業者の経歴:アフシャーは2019年にPipe17を共同設立しました。以前は、音声認識技術を用いてコールセンターのプロセスを自動化するシアトルの企業、Spoken CommunicationsのCEOを務めていました。同社は2018年にAvayaに買収されました。Pipe17の共同創業者であるデイブ・シャファーは、以前はOracleとWorkatoに勤務していました。