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ウォルマートはドローン配達をテストし、小売店をミニ空港にすることを目指している

ウォルマートはドローン配達をテストし、小売店をミニ空港にすることを目指している

トッド・ビショップ

ウォルマート
GeekWire 写真イラストレーション

ロイター通信が本日午後に報じたところによると、ウォルマートは米国内でドローン配達の試験を申請した。連邦航空局に提出した申請書によると、無人航空機を使って家庭や小売店に荷物を配達する計画だという。

この動きは、小売大手ウォルマートとeコマースのライバルであるアマゾンが、配送と物流の新たなフロンティアで競い合うことになる。ロイターの報道によると、ウォルマートはFAAに対し、「ウォルマート施設内の顧客だけでなく、消費者の自宅への配送」を目的としたドローンの試験運用の許可を申請している。

報道によると、独自のカスタムドローンを開発しているアマゾンとは異なり、ウォルマートは人気のPhantomシリーズドローンを製造する中国DJIのドローンを導入する予定だ。また、複数の報道によると、グーグルもドローン配送の実験を行っている。

ウォルマートは米国で4,500以上の店舗を運営しており、アマゾンやグーグルにはない大きな実店舗展開を行っている。

「ドローンは、当社の広大な店舗、配送センター、フルフィルメントセンター、そして輸送車両群のネットワークをさらに連携させる大きな可能性を秘めています」とウォルマートの広報担当者はロイター通信に語った。「米国人口の70%から5マイル以内にウォルマートがあるため、ドローンを使った顧客サービスには、ユニークで興味深い可能性が生まれます。」