
医療ソーシャルネットワーク「アライアンス・ヘルス」がシアトルのメディファイを買収
ジョン・クック著
シアトルを拠点とするスタートアップ企業Medifyは、病気に関する詳細な医療情報の検索を支援する企業で、Alliance Health Networksに買収されました。買収金額は非公開です。ソルトレイクシティに拠点を置くAlliance Healthは、30種類以上の疾患を対象としたニッチなソーシャルネットワークを運営しています。
同社の最も人気のあるサイトは「Diabetic Connect」で、糖尿病患者のための最大のソーシャルネットワークと評されています。Alliance Healthは昨年、New World Ventures、Physic Ventures、Highway 12 Ventures、EPIC Venturesから1,100万ドルの資金を調達しました。

Medifyは、シアトルのベンチャーキャピタルVoyager Capitalの支援を受けており、昨年は同社をはじめとする複数の企業から180万ドルを調達しました。Medifyは、AdReadyとClassmates.comで元従業員だったデレク・ストリート氏によって設立されました。彼は2009年、2歳の娘が命に関わる自己免疫疾患を患っていることを知りました。
「世界クラスの医師が揃っていたにもかかわらず、私たちが求めていた答え、特に娘のような実際の患者のデータに基づいた答えを見つけるのは困難でした」と、ストレト氏は昨年GeekWireに語った。「理解するのはほぼ不可能でした。そして、それをどう扱えばいいのかを知るのは、さらに困難でした。」
以前にも指摘したように、いわゆる Health 2.0 分野では最近、EveryMove、Habit Labs、Mindbloom、Keas などの企業の登場を含め、非常に多くの活動が行われています。
更新:Streat 氏は GeekWire に対し、Alliance Health はシアトル地域での事業強化を計画していると語った。
「アライアンスはシアトルをテクノロジーの中心地に据えており、この地域にかなり力を入れています。これから大きな成長が見込まれます」とストリート氏は語った。
ストレト氏はまた、Medifyの買収は、彼と共同創業者のジェイ・バートット氏にとって5番目のエグジットとなると付け加えた。彼らはこれまでに、Classmates、Farecast、Netbot、Adrelevanceといった企業にも関与してきた。