
F5ネットワークス、買収案件対応にゴールドマン・サックスを起用と報道
F5ネットワークス、買収案件対応にゴールドマン・サックスを起用と報道

シアトルにあるF5本社。

F5 CEO ジョン・マクアダム
トッド・ビショップ著

ロイター通信が本日午後、事情に詳しい匿名の関係者の話として報じたところによると、シアトルに拠点を置くセキュリティ技術およびネットワークインフラ企業であるF5ネットワークスは、潜在的な買収提案に対応するためゴールドマン・サックスと契約した。

この報道を受けて同社の株価は12%以上急騰し、時価総額は80億ドルを超えた。
ロイターの報道によると、F5は買収提案の打診を受けた後、ゴールドマン・サックスを雇ったが、ロイターは調査が取引に至らない可能性もあると警告した。
世界中に4,200人以上の従業員を擁する同社は、昨年、前CEOのマニー・リベロ氏が原因不明の「個人的な行動問題」を理由に突然辞任して以来、激動の12ヶ月間を過ごしてきた。リベロ氏の退任後、長年CEOを務めてきたジョン・マクアダム氏がCEOに復帰した。