
スマートシート、売上高6460万ドルで予想を上回るも株価は8%下落
テイラー・ソパー著
スマートシートは第2四半期決算で、売上高と利益の両方でウォール街の予想を上回り、売上高は6,460万ドル(前年同期比53%増)、非GAAPベースの純損失は0.08ドルとなった。アナリスト予想は売上高6,350万ドル、1株当たり損失0.16ドルだった。
それにもかかわらず、同社の株価は水曜日の時間外取引で8%下落した。
ワシントン州ベルビューに本社を置くワークコラボレーションソフトウェアメーカーの業績は、前四半期の予想とほぼ一致しました。2020年度通期の見通しも据え置き、売上高は2億6,500万ドル~2億6,800万ドル(従来レンジから若干上昇)、純損失は0.58ドル~0.54ドルと予想しています。
「企業向け高価値ソリューションの提供、新規および既存顧客におけるSmartsheetのプレゼンスの拡大、そして国際的な成長の推進という戦略を遂行することで、当社はまたも力強い四半期を達成しました」と、SmartsheetのCEO、マーク・メイダー氏は声明で述べています。「個人と企業の成果を加速するために設計された当社のプラットフォームは、あらゆる規模のより多くのチームと企業がより迅速に行動し、重要な課題に対処し、イノベーションを推進することを可能にしました。」

Smartsheetのサブスクリプション収益は、第1四半期で5,830万ドルとなり、56%増となりました。ドメインベースの顧客数は、3か月前の80,280人から82,186人に増加しました。
Smartsheetは主要顧客との取引拡大を続けています。現在、635社がSmartsheetへの年間支出額が5万ドルを超えています。これは、第1四半期の518社、2018年第4四半期の444社、第3四半期の360社から増加しており、前年比113%増となります。
スマートシートの株価は今年に入ってほぼ倍増し、水曜日の終値は1株あたり約48ドルでした。昨年の上場時の公募価格は1株あたり15ドルでした。時価総額は3か月前の40億ドルから55億ドルに増加しました。
今年6月、スマートシートは株式公開を通じて総額3億9,200万ドルの追加調達を行いました。同社はIPOで1億5,000万ドルを調達しました。
Smartsheetは、上場・非上場を問わず投資家の関心を集めている「コラボレーション・ワークマネジメント」企業群の一つです。他には、Asana、Airtable、Wrike、Trelloなどが挙げられます。GoogleやMicrosoftといった巨大企業も、競合するソフトウェアを開発しています。