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Valve、発汗量に応じて変化するゲームプレイを実験中

Valve、発汗量に応じて変化するゲームプレイを実験中

テイラー・ソパー

バルブ

一人称視点のシューティングゲームをプレイしているところを想像してみてください。ゲームプレイが激しくなるにつれて、心臓がドキドキし始めます。ゲームはあなたの脈拍と顔から滴り落ちる汗を感知し、それに応じてアクションをスピードアップさせ、ミッションを完了する時間を短縮します。しかし、落ち着いて汗をかいていない場合、すべては通常通りです。

Valveの最近のテストが実現すれば、これはまさに現実 になるかもしれない。Valveの実験心理学者マイク・アンビンダー氏(そう、同社には心理学者が在籍している)は先週、NeuroGaming Conferenceで講演し、ベルビューを拠点とするゲームメーカーがプレイヤーの感情を感知することでゲームをよりインタラクティブなものにする取り組みについて語った。

アンビンダー氏は、同社が『Left4Dead』をプレイするゲーマーを対象にボディセンシング実験を、『Portal 2』で視線追跡テストを実施したと述べた。そのデータはゲーム内のアクションを変えることができるだけでなく、開発者にゲームに変更を加えるのに役立つ応答データを提供することもできるとアンビンダー氏は付け加えた。

「現状では、プレイヤーの意図を画面上の行動とマッピングしています」とアンビンダー氏は述べた。「それは素晴らしいことです。しかし、よく考えてみると、プレイヤー体験の一部が欠けているのです。プレイヤーはゲームをプレイしている間、どのような感情を抱いているのでしょうか?ゲームをどの程度楽しんでいるのでしょうか?ゲームにどれほどのフラストレーションを感じているのでしょうか?もしそれを活用できれば、理論上は、より斬新で魅力的なゲームプレイ体験を生み出すために活用できる、新たな豊富なデータが得られるはずです。」

同様に、Valve CEO の Gabe Newell 氏は今年初め、新しい Steam Box コントローラーに脈拍センサーが搭載される可能性があると発言しました。

2 年前に Ambinder 氏がこのテーマについて行ったプレゼンテーションを読んで、その可能性にワクワクしてください。 

GeekWireの以前の記事:「親愛なるValveさん、私を雇ってください」:この曲を書いた女性に何が起こったのか

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