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ビル・ゲイツが人類に対して抱く最大の恐怖は、まさに恐ろしく、そして起こりそうなことだ

ビル・ゲイツが人類に対して抱く最大の恐怖は、まさに恐ろしく、そして起こりそうなことだ

モリー・ブラウン

写真はYouTube/Vox/ビル・ゲイツより
写真はYouTube/Vox/ビル・ゲイツより

なんてこった。世界で最も賢い人物の一人が、自分の生きている間に大災害が起こる確率を「50%以上」と見積もるなんて。これはかなり深刻な話だ。

Voxとの独占インタビューで、ビル・ゲイツは、人類の大部分を絶滅させる大事件に対する最大の懸念は、感染症の大規模な流行だと語った。

「20世紀の死亡者数を見てください」と彼はVoxに語った。「誰もが第一次世界大戦で急増しているはずだと言うでしょう。確かに、2500万人くらいです。そして第二次世界大戦でも大きな急増があるはずです。6500万人くらいです。しかし、第一次世界大戦の直後にも、第二次世界大戦と同じくらい大きな急増が見られます。ほとんどの人は『あれは何だったんだ?』と言うでしょう」

「ああ、あれはスペイン風邪だったんだ」

ゲイツ氏はさらに、コンピューターシミュレーションを用いて開発途上国におけるポリオなどの病気の蔓延を予測し、その対策を講じる疾患モデル研究グループに資金提供していると述べた。この研究グループは、スペイン風邪のような病気が今日どのような影響を及ぼす可能性があるかという問題に、同じ概念を適用した。

写真はYouTube/Vox/ビル&メリンダ・ゲイツ財団チャートより
写真はYouTube/Vox/ビル&メリンダ・ゲイツ財団チャートより

ゲイツ氏のモデルは、1918年と比べて「50倍も進歩した」現代の交通システムのおかげで、現代のスペイン風邪のような流行はわずか200日余りで最大3300万人の死者を出し、世界中のあらゆる都市中心部に蔓延する可能性があると推定している。ゲイツ氏はこの発見を「目を見張る」ものだと評した。

「エボラ出血熱の流行は、私たちが深刻な流行、つまりエボラ出血熱よりも感染力が強く、より速く広がる流行に対する準備ができていないことを私に示しました」とゲイツ氏はビデオの中で述べている。

「これは巨大な悲劇の最大のリスクです。年間1000万人以上の命を奪う可能性が最も高いのです。」

ゲイツ氏とのVoxインタビューを以下でご覧ください。