
マイクロソフトは、スマートフォンでの入力を容易にする人気のモバイルアプリ「SwiftKey」に2億5000万ドルを支払うと報じられている。
ジョン・クック著
マイクロソフトは、AndroidやiOSデバイスでのテキスト入力を簡単にするキーボードアプリケーションを開発するロンドン拠点のスタートアップ企業SwiftKeyを2億5000万ドルで買収すると報じられている。
フィナンシャル・タイムズ紙によると、SwiftKeyの創業者であるジョン・レイノルズ氏とベン・メドロック氏はそれぞれ約3000万ドルを受け取ることになるこの買収は、今週発表される予定だという。マイクロソフトの広報担当者はGeekWireに対し、「お伝えできることはありません」と述べた。
SwiftKey は 2010 年に Android アプリをリリースし、2014 年に iPhone に登場し、現在では世界中で約 3 億台のモバイル デバイスに提供されています。
同社は長年、シアトルに拠点を置き、2011年にNuanceに買収された予測テキスト入力キーボードのSwypeと競合してきた。両社とも小さな画面で簡単にテキスト入力でき、ユーザーが外出先でも正確に素早く入力できる方法を提供している。
同社は、このアプリはユーザーに「手間のかからない」入力方法をもたらすと述べている。
SwiftKeyキーボードは人工知能を活用し、あなたの書き方(絵文字を使う場合)、あなたにとって重要な言葉、そして好みの入力方法など、あなたの書き方を自動的に学習します。つまり、自動修正機能と予測入力機能は、あなたの入力スタイルに合わせて自動的に調整されるため、実際に役立ちます。
フィナンシャル・タイムズ紙によると、アクセル・パートナーズ、インデックス・ベンチャーズ、オクトパス・インベストメンツの支援を受ける創業8年の同社は、ロンドン、サンフランシスコ、ソウルに150人以上の従業員を抱えているという。同紙によると、マイクロソフトはSwiftKeyの人工知能チームに特に関心を示しており、チームメンバーの多くはハリー・シャム氏が率いるマイクロソフト・リサーチに加わる予定だという。
マイクロソフトは近年、MileIQ、Acompli、Sunrise、ToDo リスト アプリの Wunderlist など、数多くの人気アプリを買収してきました。