Vision

図表:米国の非上場テック企業M&Aの上位10都市

図表:米国の非上場テック企業M&Aの上位10都市

ジョン・クック

シリコンバレーは、非上場テクノロジー企業の買収に関しては依然としてリードを保っている。

サンフランシスコ・ベイエリアが非公開テクノロジー企業の買収においてトップクラスであることは、それほど驚くべきことではありません。しかし、驚くべきは、ベイエリアが他をはるかにリードしていることです。

PrivCo の新しいレポートによると、2012 年にベイエリアで行われた 226 件の M&A 取引は、上位 5 つの都市圏の残りの合計にほぼ匹敵する数の非公開テクノロジー企業の買収でした。

これには、43件の取引件数で5位となったシアトル地域も含まれます。その他、トップ5にはニューヨーク(100件)、ボストン(62件)、ロサンゼルス(55件)がランクインしました。サンディエゴやノースカロライナ州のリサーチ・トライアングルといった、歴史的に強力なテクノロジーセンターはリストから外れました。

シアトルの動向には実のところ少し驚きました。2012年はM&Aの面では比較的低調だったと思われていたからです。PrivCoのレポートによると、この地域で最大の取引は、昨年8月にEQTが買収したITオートメーションのスタートアップ企業UC4の2億7,100万ドルの買収でした。(彼らは、2012年1月にカジノゲーム大手IGTが最大5億ドルで買収したDouble Down Interactiveの買収額を全額計上していないに違いありません。この取引には、2億5,000万ドルの現金前払いと、将来のマイルストーンペイメントの可能性が含まれていました。本日、アーンアウト取引に伴うリスクについていくつかお伝えしました。詳細はこちらの記事をご覧ください:アーンアウトが失敗した時:Cequintの投資家が買収者を提訴(取引の可能性を妨害したとして))。

2012 年のその他の注目のお買い得品をいくつかご紹介します。

[VentureBeatに感謝]