
クラウドコンピューティングのスタートアップ企業Cloudabilityがポートランド全域でRipFogを買収
テイラー・ソパー著

クラウド コンピューティング管理のスタートアップ企業 Cloudability は本日、ポートランド全域での取引で、秘密裏にデータ転送を行うスタートアップ企業 RipFog を買収すると発表した。
RipFogは、元Jive Software CEOのデイブ・ハーシュ氏と元Urban Airship幹部のエリック・オネン氏によって昨年設立されたが、自社の技術については沈黙していた。ハーシュ氏は今年9月、GeekWireに対し、同社はデータを「バックエンドシステムからユーザーへ、そしてまたバックエンドシステムへ」移動させる方法を簡素化しようとしていると語っていた。
一方、Cloudabilityは、企業が様々なクラウドコンピューティングサービスにどれだけの費用を費やしているかをより適切に把握するのを支援します。これは、設立4年のスタートアップ企業である同社にとって、過去5ヶ月間で3件目の買収となります。
「クラウド市場の進化に伴い、コスト管理の要求はより複雑化し、扱うデータ量もますます膨大になっています」と、Cloudabilityの創業者兼CEOであるマット・エリス氏は声明で述べています。「RipFogのビッグデータ分析におけるエンジニアリングのバックグラウンドを活かし、自社の分析ツールの限界を押し広げ、クラウドコスト管理の最先端技術をさらに進化させていきたいと考えています。」
RipFogはポートランドとサンフランシスコにオフィスを構え、エンジニアリングセンターはポートランドに拠点を置いていました。オネン氏は声明の中で、「ビッグデータの問題に取り組むポートランドの企業の一員となれることを大変光栄に思います」と述べています。
ハーシュ氏はジャイブ・ソフトウェアの創業者兼CEOで、2010年に退任するまで6年間その職を務めた。それ以来、ハーシュ氏は西海岸各地のスタートアップ企業にアドバイスを提供し、同時にアンドリーセン・ホロウィッツの取締役にも就任し、昨年リップフォグを設立した。
従業員がプロジェクトで協力するのを支援するオンラインツールのメーカーであるJiveは、10年以上前にポートランドで創業し、その後本社をパロアルトに移転し、1年後にIPOを申請した。