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放射性物質を積んだドローンが首相官邸の屋根に着陸

放射性物質を積んだドローンが首相官邸の屋根に着陸

テイラー・ソパー

ドローン-faa1少量の放射性物質を積んだドローンが安倍晋三首相官邸の屋上に着陸し、航空機の危険性について疑問が生じている。

ウォール・ストリート・ジャーナル紙は、警察が4つのプロペラを持つドローンの近くで「微量レベル」の放射性セシウムを発見したと報じた。安倍首相はインドネシアを旅行中、無人機が東京の首相官邸に着陸した。

ジャパンタイムズ紙の報道によると、ドローンにはカメラ、発煙筒、セシウムの入ったペットボトルが搭載されており、セシウムは2011年に壊滅的なメルトダウンを経験した福島原子力発電所から持ち出された可能性があるという。

安倍内閣の政府関係者はCNNに対し、「今後、オリンピックやG7サミットでドローンを使ったテロの試みがあるかもしれない」と語った。

日本は2020年に夏季オリンピック、そして来年にはG7を開催する。2011年の原子力災害で壊滅的な被害を受けたこの国は、水曜日以前からドローン規制の有効性について分析を進めていた。

1月に男性がホワイトハウス敷地内で娯楽用ドローンを墜落させた際にも同様の状況が発生した。