
クリアワイヤーの命綱?WSJ報道によると、スプリントは「多額の」投資を検討中
クリアワイヤーの命綱?WSJ報道によると、スプリントは「多額の」投資を検討中
ジョン・クック著
クリアワイヤとスプリント・ネクステルの断続的な関係は、新たな局面を迎えているかもしれない。ウォール・ストリート・ジャーナルは先週、匿名の情報筋の話として、スプリントが今年初めにクリアワイヤに支払うことで合意した10億ドルに加え、追加投資を検討していると報じた。
スプリントは、ここ数カ月厳しい状況に直面しているブロードバンド無線通信会社、クリアワイヤの株式の54%をすでに保有している。(一連のレイオフと役員交代を経て、クリアワイヤは先週、エリック・プルシュ氏がCEOに就任すると発表したばかりだ。)
同社は、既存のWiMaxネットワークに加えて高速LTEネットワークを展開するという先週発表された計画を含め、ネットワークを拡大するための資金を必要としている。
ウォールストリート・ジャーナル紙は、スプリントによるクリアワイヤへの投資は「相当規模」になると報じており、同社の再建のスピードにかかっている。クリアワイヤは、あと1年は持ちこたえられるだけの資金を保有していると述べている。
クリアワイヤの株価は先週のニュースを受けて急騰したが、月曜日の朝の取引では小幅下落した。クリアワイヤの株価は年初来で63%下落しており、先月スプリントがLTEベンダーのライトスクエアードとの数十億ドル規模の戦略的提携を発表したことで大きな打撃を受けた。