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電子書籍サービス「オイスター」が閉鎖、スタッフの多くがグーグルへ

電子書籍サービス「オイスター」が閉鎖、スタッフの多くがグーグルへ

モリー・ブラウン

写真提供:Oyster
写真提供:Oyster

Netflixのような書籍サブスクリプションサービスであるOysterが、ブログ投稿を通じてサービスを終了すると発表した。

しかし、Re/Code の報道によると、CEO や共同創業者を含む多くの Oyster スタッフがすでに Google に新しい職場を見つけているという。

Oysterのチームが最後の投稿を投稿していた一方で、Re/Codeは「検索大手の担当者は、Oysterチームの『一部』がGoogle Play Booksに加わったことを確認した…同社に詳しい人物によると、CEOのエリック・ストロムバーグ氏と共同創業者のアンドリュー・ブラウン氏、ウィレム・ヴァン・ランカー氏がGoogleに加わるチームの一員だという」と伝えている。

写真提供:Oyster/Oysterチーム
写真提供:Oyster/Oysterチーム

オイスターの創設者たちはブログ記事の中で、スマートフォンで本を読んでもらうという目標に向けて「驚くべき進歩を遂げた」としながらも、「電子書籍とモバイル読書の将来にこれ以上ないほど興奮している」と書いている。

オイスターのスタッフは、世界中の人々にとって、今後10年間でスマートフォンが「世界的に主要な読書デバイス」になるだろうと付け加えた。

2年前に始まったOysterは、月額9.95ドルでスマートフォン、タブレット、その他のウェブブラウザ経由で約100万タイトルを提供する月額サブスクリプションサービスだった。

Google が Oyster のスタッフを採用したことが、電子書籍市場への参入に同社がより真剣に取り組んでいることを意味するのかどうかは、まだ不明だ。電子書籍市場は、月額 9.99 ドルで百万冊以上の書籍を提供する Amazon の Kindle Unlimited によって独占されている。

Oysterは今後数ヶ月かけて段階的に廃止されます。ご加入中のお客様は、近日中に詳細をお知らせいたしますので、ご確認ください。または、[email protected]まで払い戻しをリクエストしてください。