
ペニーアーケードがビデオネットワークとニュースサイトを閉鎖
ブレア・ハンリー・フランク著
シアトル地域を拠点とするゲームコミック「ペニーアーケード」は、帝国を築く計画を撤回することを決定した。
同社のビデオゲームニュースサイト「ペニーアーケード・レポート」は閉鎖され、ゲーム関連動画のプラットフォームである「ペニーアーケードTV」も1月1日以降、第三者による新規コンテンツの公開を停止する。同社を追ったドキュメンタリー番組「ペニーアーケード:ザ・シリーズ」の第4シーズンは、予定通り1月から公開される。
ペニーアーケードの共同創設者であり主要ライターでもあるジェリー・“タイコ”・ホルキンスのブログ記事によると、この2つのサイトは、ペニーアーケードの事業を新たな分野に拡大することが最善策だと判断されたために作成されたとのことです。しかし今後は、同社の看板コンテンツであるウェブカミングに近いプロジェクトに注力し、今後もその制作を継続していくとのことです。
「でも、もう『ビジネスを成長させる』とは思っていません。むしろその逆をやりたいんです」とホルキンスは書いている。「本当に作りたいものに関して、『いつか』と言うことにうんざりしています。もううんざりです。だから、もうそんなことはしません」
ペニー・アーケード・エキスポとチャイルド・プレイ慈善事業はどちらも「独自の生命」を持っており、今後も衰えることなく継続していくとホルキンス氏は語った。
とはいえ、今回の変更はペニーアーケードの新規プロジェクトが終了したことを意味するものではない。ホルキンス氏は、同社は来年に向けて大きな計画を立てており、「これまでで最大規模の計画の一つになるだろう」と述べている。しかし、少なくとも今のところ、ゲーミングメディアのより広範なハブとなるというペニーアーケードの野望は保留となっている。
編集者注: GeekWire はシアトルの旧オフィスのスペースを Penny Arcade から転貸しています。