
Androidの牽引で世界的にスマートフォン販売が急増
ジョン・クック著
スマートフォンを購入する人はますます増えていますが、Windows Phoneをプラットフォームとして選ぶ人は減少しています。ガートナーは本日、第3四半期のスマートフォン販売台数が前年同期比42%増の1億1,500万台に達したと発表しました。これは主にAndroidデバイスの売上が好調だったことが要因です。
実際、Androidは第3四半期の世界スマートフォン販売の52.5%を占めました。驚くべきことに、これは昨年の第3四半期の25.3%から増加した数字です。
AppleのiOS、Symbian、RIMを含む他の主要プラットフォームのほぼ全てが減少に転じました。Appleは、iPhone 4Sの発売が10月まで延期されたこともあり、低調な四半期となりました。
「Androidは、マスマーケット向けの製品の増加、競争環境の弱体化、そしてWindows Phone 7やRIMといった代替OSにおける魅力的な新製品の不足から恩恵を受けました」と、ガートナーの主席アナリスト、ロバータ・コッツァ氏は述べています。「AppleのiOS市場シェアは、消費者が新型iPhoneを待ち望んでいたため、購入が遅れたことで打撃を受けました。継続的なプレッシャーはRIMの業績にも影響を与えており、米国市場における同社のスマートフォンシェアは過去最低の10%に落ち込みました。」
Windows Phoneも苦戦を強いられている。ガートナーによると、マイクロソフトのモバイルOSの世界売上高は第3四半期に1.5%減少した。
全体として、ガートナーは同四半期のモバイル機器の販売台数を4億4,050万台と集計し、5.6%の増加となった。
ガートナーによるスマートフォン市場の概要は次のとおりです。
ガートナーはまた、サムスンがエンドユーザーへの販売台数が3倍増の2,400万台となり、世界最大のスマートフォンメーカーになったと報告しました。一方、アップルは同四半期に1,700万台のスマートフォンを出荷しました。これは前年同期比21%増ですが、前四半期からは300万台減少しています。
GeekWireの以前の記事:チャート:サムスンがAndroidでアップル、ノキア、RIMを追い抜く