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NASAの冥王星の最新情報では、流れる氷、もや、そして必見の色強調写真が紹介されている

NASAの冥王星の最新情報では、流れる氷、もや、そして必見の色強調写真が紹介されている

モリー・ブラウン

写真提供:NASA/JHUAPL/SwRI
写真提供:NASA/JHUAPL/SwRI

本日、NASA のニューホライズンズ チームは、歴史的な冥王星フライバイの最新情報を発表しました。

新しい写真では、冥王星の流れる氷の存在や地平線にかかる霞、NASA が色付けして詳細をより鮮明にした画像など、冥王星に関するより興味深い詳細が明らかになった。

上の画像はニューホライズンズが28万マイル離れたときに撮影されたものだが、NASAの声明によると、7月13日に撮影された画像の2倍の解像度である「1.4マイルほどの小さな特徴」が写っている。

7月15日にニューホライズンズが出発した際に撮影されたもう一つの写真(下)は、この霞んだリングの中で、太陽と大気に照らされた冥王星を捉えています。この写真は、探査機が約125万マイル(約200万キロメートル)離れた地点で撮影されました。この「霞」は冥王星の地表から80マイル(約130キロメートル)の高さまで達し、2つの「明確な」層があることから、高さ20マイル(約32キロメートル)を超えることはないという以前の計算は覆されました。

写真提供:NASA/JHUAPL/SwRI
写真提供:NASA/JHUAPL/SwRI

NASA は冥王星の特徴を際立たせるために、擬似カラーを使ったデジタル加工バージョンも公開しました。

写真提供:NASA/JHUAPL/SwRI
写真提供:NASA/JHUAPL/SwRI

そして、新たに発見された流氷のクローズアップ写真を撮影しました。NASAによると、これは「科学者たちが発見を期待していたものの、予想していなかった最近の地質活動」を示しています。「このような表面は、地球や火星のような活動的な惑星でしか見たことがありません」と、南西研究所のミッション共同研究者であるジョン・スペンサー氏は、氷河のような地域について語りました。「本当に笑顔になりました。」

写真提供:NASA/JHUAPL/SwRI
写真提供:NASA/JHUAPL/SwRI

スプートニク平原とヒラリー山脈を含む冥王星のフライオーバーシミュレーション映像を、NASAが新たに公開しました。7月14日に4万8000マイル(約7万6000キロ)離れた場所から撮影されました。