
アマゾンは配送サービスパートナープログラム向けに2万台のバンを発注、当初の発注の4倍以上
トッド・ビショップ著

アマゾンは、配送サービスパートナープログラム向けにメルセデス・ベンツ・スプリンターバンの発注台数を当初の4,500台から20,000台に増やした。これは同社が言うところの、プログラムの一環としてアマゾン配送ビジネスを独自に始めたいと申し込んだ人々からの「驚異的な反響」を反映している。
ダイムラー・ノースアメリカが今朝発表したニュースリリースによると、今回の受注により同社は世界最大のスプリンター顧客となる。同社はサウスカロライナ州ノースチャールストンに新工場を開設したばかりで、この工場でスプリンターの生産が行われる予定だ。
「メルセデス・ベンツ・バンズと提携し、ノースチャールストンの新工場で生産されるAmazonブランドのスプリンターバンを通じて地域経済に貢献できることを誇りに思います 」と、 Amazonのワールドワイドオペレーション担当シニアバイスプレジデント、デイブ・クラーク氏は発表の中で述べた。「Amazonの新しい配送サービスパートナープログラムへの大きな反響を受け、当初のブランドスプリンターバンの発注台数を2万台に増やすことを大変嬉しく思います。これにより、新規の中小企業がAmazonの荷物配送を支えるカスタマイズされた車両群を利用できるようになります。」
アマゾンは6月に配送サービスパートナープログラムを発表し、ラストマイル配送能力の増強に伴い、UPSやFedEx、米国郵政公社などの配送会社に取って代わる、あるいは代替となることで、新たな中小企業経営者の波を生み出す手段としてこの取り組みを宣伝した。
アマゾンの広報担当者は声明で次のように述べています。「このプログラムには数万人もの応募があり、その反響に大変感謝しています。候補者の経歴は、連続起業家から退役軍人、NFL選手、そして荷物の配達でチームを組みたい兄弟まで、多岐にわたります。私たちは、これらの候補者の方々と知り合えることを楽しみにしています。」
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