Vision

Windows 10のダウンロード数が1億1000万回を突破した今、マイクロソフトはアップグレードをさらに容易にすることを目指している。

Windows 10のダウンロード数が1億1000万回を突破した今、マイクロソフトはアップグレードをさらに容易にすることを目指している。

ジェームズ・リズリー

新しい通知により、より多くのユーザーがWindows 10へのアップグレードを促される可能性がある
新しい通知により、より多くのユーザーがWindows 10へのアップグレードを促される可能性がある

MicrosoftはWindows 10の急速な普及を目の当たりにしており、本日、ユーザー数が1億1000万人を突破したことを発表しました。今年初めに設定したWindows 10デバイス10億台という目標達成に向けて、同社は本日よりWindows 7および8.1ユーザーによるアップグレードを容易にします。

マイクロソフトのオペレーティングシステム担当チーフであるテリー・マイヤーソン氏は、今回の変更を発表するブログ記事の中で、Windows 10へのアップグレードが利用可能になった際にユーザーに表示される通知を変更すると述べました。新しい通知は、以前のものよりも明確で、より魅力的なものになるでしょう。

マイクロソフトは、当初 Windows 10 の展開の事前注文段階をスムーズにするために導入された予約システムも合理化しています。

「1億1000万台以上のデバイスがWindows 10へのアップグレードに成功しましたが、予約受付期間が終了し、Windows 10がすぐにご利用いただけるようになったため、2段階のプロセスはもはや必要ありません」とマイヤーソン氏は投稿で述べています。「プロセスを効率化するため、ご予約いただいた時点でアップグレードプロセスが自動的に開始されます。」

ユーザーはダウンロード後にアップグレードを中止することができますが、そのプロセスにかかる時間は以前ほど長くありません。マイヤーソン氏はまた、ユーザーが古いOSへのアクセスを失う心配をすることなくWindows 10に慣れることができる31日間の猶予があることを改めて強調しています。以前のバージョンのWindowsのすべての機能は、「更新とセキュリティ」設定セクションから再インストールできます。

10億台という数字を達成するために、マイクロソフトは非正規のユーザーにWindows 10の正規版へのアップグレードを促す取り組みも進めている。マイヤーソン氏は、ユーザーが迅速に正規版のOSを入手し、Windows 10への無償アップグレードを可能にする新しいシステムを米国でテストする計画を発表した。