
マイクロソフトのWindows Phone市場シェアは2%を下回り、サムスンバダに次ぐ6位に
トッド・ビショップ著
スマートフォン市場での巻き返しを目指すマイクロソフトにとって、突如新たな競争上の障害が立ちはだかる。その名も…Bada?
そう、調査会社ガートナーが今朝発表したデータによれば、サムスン電子のあまり知られていないモバイルオペレーティングシステムが、第2四半期の世界スマートフォンOS市場シェアでマイクロソフトのWindows Phoneを上回ったのだ。
それほど難しいことではありませんでした。マイクロソフトの市場シェアは1.6%(前年の5%から減少)でした。一方、バダは1.9%(昨年の1%未満から減少)を記録しました。
Androidは引き続き驚異的な成長を続け、市場シェアは前年の17%から43%以上に上昇しました。Symbianは22.1%で2位、iPhoneは18.2%、RIM BlackBerryは11.7%で続きました。
マイクロソフトは、ノキアとの提携が業績回復の鍵となると強く期待している。ガートナーは4月にも、Windows Phoneが2015年までに市場シェア19.5%まで回復し、iPhoneを上回ると予測していた。マイクロソフトは今秋、「Mango」と呼ばれるアップデートでWindows Phoneを刷新する予定だ。
CEOのスティーブ・バルマー氏は先日、パートナー企業に対し、マイクロソフトは携帯電話市場において「非常に小さな存在から、さらに非常に小さな存在へと変化した」と述べた。「しかし、この1年は実に素晴らしい年でした。今後、この市場で競争力が大きく向上していくでしょう」とバルマー氏は述べた。
ノキアは依然として携帯電話機の最大手メーカーだが、市場シェアは前年同期の30%以上から第2四半期には23%以下に落ち込んだ。