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レポート:クラウドフレアは2019年前半に株式公開を計画

レポート:クラウドフレアは2019年前半に株式公開を計画

トム・クレイジット

Cloudflareの共同創業者兼CEOであるマシュー・プリンス氏が、2018年のGeekWire Cloud Tech Summitで講演しました。(GeekWire Photo / Kevin Lisota)

報道によると、クラウドセキュリティ企業のCloudflareは、クラウドコンピューティングで最も興味深いネットワークの1つを構築し続けており、2019年に新規株式公開を目指す予定だという。

ロイター通信は月曜日、クラウドフレアがIPOの幹事にゴールドマン・サックスを選んだと報じた。同社の評価額は最大35億ドルに達する可能性がある。もちろん、今から来年半ばまでの間に多くのことが起こる可能性はあるが、クラウドセキュリティサービスとウェブ攻撃対策を提供する創業9年の同社は、この道をしばらく歩み続けている。

2018年GeekWire Cloud Tech Summitの参加者は、サンフランシスコのスタートアップ企業Cloudflareの共同創業者兼CEOであるマシュー・プリンス氏がイベントで同社の財務状況について詳細に語ったことを考えると、このニュースに驚くことはないだろう。プリンス氏は6月に、Cloudflareの年間売上高は1億ドルを「はるかに上回る」と述べ、同規模のスタートアップ企業の多くと同様に損益分岐点に達しているものの、粗利益率は84%に達していると述べた。

しかし、ツイッターではプリンス氏はこの報道に冷水を浴びせているようだ。

スタートアップの初期段階ではメディアに注目してもらえるよう懇願していたのに、後になってメディアが根拠のない話をでっち上げ始めるようになるのは奇妙な移行です。🙄

— マシュー・プリンス🌥 (@eastdakota) 2018年10月23日

CloudflareのDDoS(分散型サービス拒否)攻撃対策サービスとコンテンツ配信ネットワークは、その収益のかなりの部分を占めていますが、同社は分散型ネットワークを活用した新たなコンピューティングサービスを複数展開しています。また、クラウドプロバイダーのネットワークと相互接続している地域では、Cloudflareのネットワーク経由でトラフィックをルーティングする業界アライアンスにクラウドプロバイダーを参加させることで、帯域幅コストの削減にも取り組んでいます。

こちらは、今年 6 月に開催された当社のイベントで、Prince が Cloudflare のサービス、財務、ネオナチとの関わりについて説明しているビデオです。