
ライフサイエンス投資グループAccelerator Corp.がバイオテクノロジー系スタートアップ企業向けに6,280万ドルの資金調達を完了
ジェームズ・リズリー著
シアトルを拠点とするアクセラレーター社は、近いうちにバイオテクノロジーの新興企業に多額の資金を投入することを検討しているが、それはシアトルだけに限った話ではない。
ライフサイエンス投資会社は本日、成長中のバイオテクノロジー企業向けに6,280万ドルの資金調達ラウンドを確保し、2015年末までにシアトルの企業1社とニューヨーク市の企業2社に資金を提供する予定であると発表した。

アクセラレーターは2014年7月にこの資金調達ラウンドの最初の部分を確保し、既存の投資家であるAlexandria Venture Investments、ARCH Venture Partners、およびEli Lilly and Company、Harris & Harris Group, Inc.、Johnson & Johnson Development Corporation、The Partnership Fund for New York City、Pfizer Venture Investmentsなどの新しい戦略的投資家から5,110万ドルを調達しました。
AbbVie、WuXi PharmaTech、Watson Fundからの最後の1,170万ドルにより、この第4回の資金調達は、応募超過の総額6,280万ドルで終了しました。
「アクセラレーターIVシンジケートに、この新たな一流戦略的投資家グループを迎えることができ、大変嬉しく思います」と、アクセラレーターのCEOであるトン・レー氏はプレスリリースで述べています。「この追加投資により、アクセラレーターは、革新的な研究と治療法を困窮する患者に届けることに注力する、初期段階のライフサイエンス企業に重要なリソースをさらに提供できるようになります。」
新たなポートフォリオ企業は、疾患治療のための斬新なアイデアに重点を置いた治療志向となります。今回の新たな投資は、アクセラレーターにとって2011年初頭以来の投資となります。同社はこれまでオンコファクター、グルーヴ・バイオファーマ、セラクローン・サイエンシズに投資しており、2003年の設立以来、がん治療薬XORI抗体プラットフォームを保有するポートフォリオ企業を1社売却しています。