
マイクロソフトがiOSとAndroid向けのOneNoteをアップデート、ユニバーサルiOSアプリをリリース
ジェームズ・リズリー著

Microsoftは本日、iOSおよびAndroid向けのOneNoteアプリのアップデートをリリースしました。iOS版はユニバーサルアプリとなり、iPadとiPhoneで同じアプリとしてご利用いただけます。Android版はサイズが小さくなり、ノートブック間でページを移動できるようになりました。
iPhone 版の OneNote がメインの iOS アプリとなり、単に Microsoft OneNote と呼ばれるようになりました。iPad ユーザーはアップデートを取得するために新しいアプリをダウンロードする必要がありますが、ダウンロード後は iPhone アプリに最近追加された多くの機能にアクセスできるようになります。
最大の機能の 1 つは、通知センターの Today ウィジェットからメモを開始できることです。これにより、ユーザーはテキスト メモをすばやく作成したり、OneNote に直接写真をキャプチャしたりできます。
iPad ユーザーは、iPad を横向きにするだけでページ プレビューにすばやくアクセスできるようになり、コントラストを高めてより鮮明なキャプチャを実現する、より高性能なドキュメント/ホワイトボード カメラも利用できるようになります。

Android版のアップデートにより、最新バージョンのアプリ内でノートブック間のページ移動が可能になります。開いているノートブックにメモを書き留めたあと、すぐに適切なノートブックに移動できるようになります。移動したいページを長押しし、ポップアップメニューから新しい「ページ移動」オプションを選択するだけです。
Android Wearユーザーは、近い将来にOneNoteのアップデートを予定しています。MicrosoftはWearアプリに最近のメモとタスクのセクションを追加する予定です。アップデートされたWearアプリは、ベータコミュニティに登録することですぐに入手できます。Playストアへの掲載まで数週間お待ちいただくことも可能です。
これは、MicrosoftがWindows以外のバージョンのアプリをより頻繁にアップデートするという方針の一環です。同社は今月初め、Office for Macスイートを5年ぶりにアップデートし、毎月の改善を実施してスイートを最新の状態に保つことを約束しました。また、同社は今年、Sunrise、Wunderlist、Acompliなど、高く評価されているユニバーサルアプリを多数買収しました。これらはすべて、CEOのサティア・ナデラ氏が、Microsoftをプラットフォーム間でより機敏でレスポンシブなものにするための取り組みの一環となります。