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科学画像処理スタートアップのGlencoe Softwareが、研究室の視覚データセット管理を支援するために80万ドルを調達

科学画像処理スタートアップのGlencoe Softwareが、研究室の視覚データセット管理を支援するために80万ドルを調達

テイラー・ソパー

Glencoe Software の CEO、Jason Swedlow 氏。
Glencoe Software の CEO、Jason Swedlow 氏。

シアトルを拠点とする科学画像処理の新興企業 Glencoe Software は本日、TIE Angels Group Seattle が主導する 80 万ドルのシード投資ラウンドを発表した。

Glencoe Software は、バイオ医薬品および出版分野の研究者が、すべてのピクセルが定量的な測定値である大量の画像データセットを管理および分析するのを支援する、設立 10 年の企業です。

13 人の従業員を擁するこのスタートアップ企業は、自社のデータ アクセス ツールを世界中の何千もの機関に販売しており、OpenMicroscopy と呼ばれるバイオサイエンス画像データ管理プラットフォームのオープン ソース テクノロジを商品化する独占ライセンスを保有しています。

グレンコーソフトウェア

英国を拠点に同社を率いるグレンコー・ソフトウェアのCEO、ジェイソン・スウェドロー氏は、本日のシードラウンド投資は同社にとって初の資金調達ラウンドとなり、デジタル病理学市場における新たな機会を狙うために活用されると語った。

「新たな資金は、この分野での商業的取り組みを推進するために活用します」と彼は述べた。

スウェドロー氏は、自社製品が競合他社との差別化要因となっているのは、「実績のあるスケーラブルなオープンソース技術に基づいている」からだと述べた。グレンコー・ソフトウェアはまた、自社のソフトウェアをさまざまなデータセットに適応させることにも力を入れている。

「当社の事業は統合に重点を置いています。OMEROとBio-Formatsに組み込んだ機能とインターフェースを、お客様が使用しているデータの種類、システム、プロトコルに合わせて調整することです」とスウェドロー氏は述べた。「当社は豊富な経験と、必要なツールを既に数多く構築しているため、このアプローチは拡張可能です。」