
ネストテクノロジーの最高責任者、ヨッキー・マツオカ氏がワシントン大学で正式に鶏小屋を操縦
ネストテクノロジーの最高責任者、ヨッキー・マツオカ氏がワシントン大学で正式に鶏小屋を操縦

ヨッキー・マツオカ
トッド・ビショップ著

シリコンバレーの新興企業ネストの技術担当副社長、ヨーキー・マツオカ氏は、長年コンピューターサイエンスの教授を務め、人間と機械の交わりを研究する研究センターの所長も務めてきたワシントン大学には戻らない。
彼女の後任には、ワシントン大学生物学教授のトム・ダニエル氏が、昨年国立科学財団から1,850万ドルの助成金を受けて設立された感覚運動神経工学工学研究センターの所長として就任する。
Xconomyのカート・ウッドワード氏が本日早朝にこのニュースを報じた。ワシントン大学のエド・ラゾウスカ教授はメールでこれを認めた。マッカーサー・ジーニアス賞受賞経験を持つ松岡氏は、2010年にワシントン大学を休職しており、来月には辞職する予定だ。
元Apple iPad部門責任者のトニー・ファデル氏が創業したNestは、インテリジェントな学習機能付きサーモスタットの開発・販売を行っている。同社は昨年秋、249ドルのこのデバイスを高い需要に応えて発売し、ハネウェルからの特許侵害訴訟にも関わらず、開発を推し進めると表明している。