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ジェフ・ベゾスはファッションアイコン?アマゾンCEOがメットファッションガラの名誉会長に就任

ジェフ・ベゾスはファッションアイコン?アマゾンCEOがメットファッションガラの名誉会長に就任

トッド・ビショップ

左は当時のジェフ・ベゾス、右は昨年 Kindle Fire を発表した時の写真です。

ニューヨークのファッション界にとって、これは年間最大のイベントの一つであり、ヴォーグの表紙を飾るスターの誰がエンターテイメントを提供するのか、様々な憶測が飛び交っています。ジェニファー・ロペスかアデルか、あるいはテイラー・スウィフトかも? 今年の名誉会長は…ジェフ・ベゾス?

そう、かつてカーキ色のパンツと青いオックスフォードシャツで有名だったこの男が、今年のメトロポリタン美術館コスチューム・インスティテュート・ベネフィット(メトロポリタン美術館の新しい展覧会「スキャパレリとプラダ:不可能な対話」のオープニングを飾る5月7日のガラ)の司会者に指名されたのだ。

この名誉職は、アマゾンがこの展覧会のスポンサーとしての役割を果たしていることを記念するものだ。

ベゾスは近年、服装を目立ってグレードアップしているが、メトロポリタン美術館のファッショニスタたちは、どういうわけか、Wired が 1999 年にベゾスを紹介した記事のこの部分を見逃したのではないかと思わずにはいられない。

ベゾスのようなタイプの買い物客にとって、実用性は言うまでもなく信条だ。彼のワードローブは、白か青のドレスシャツとカーキ色のパンツで構成されている。80年代後半、ニューヨークで毎日スーツを着て出勤しなければならなかった頃、ネクタイを簡単に外せるよう、襟の付け根に隠しスナップが付いたシャツを好むようになった。太平洋岸北西部ではこのスタイルのシャツを見つけるのが難しいため、今ではスナップなしの標準的なシャツをまとめて購入し、スナップを縫い付けてもらっている。気に入った靴を見つけると、一度に4足買い集め、何年も着回す。

メットガラの共同議長には、ミウッチャ・プラダ本人と『ヴォーグ』編集長のアナ・ウィンターが名を連ねている。もしかしたら、ベゾスが何とかして彼女たちを説得し、あの襟の下にスナップボタンを着けるスタイルを復活させてくれるかもしれない。