
ブーム仲間:Indeedの2018年米国ベスト25リストでは、テクノロジーと建設業がトップに
カート・シュロッサー著

Indeedが発表した2018年の「米国で最も働きがいのある仕事」リストには、依然としてテクノロジー関連の職種が目白押しですが、建設業は今年、興味深い躍進を見せています。シアトルなどの都市で、スカイラインを覆い尽くすクレーンを見れば、テクノロジーブームと建設ブームが密接に結びついていることは明らかです。
リストの1位はコマーシャル・プロジェクト・マネージャーで、平均基本給は81,023ドルです。昨年は19位だったこの職種は、2014年から2017年にかけて求人サイトへの掲載数が277%増加しました。
続く3位にはテクノロジー関連職種が返り咲き、フルスタック開発者(11万1000ドル)、コンピュータービジョンエンジニア(13万1000ドル)、機械学習エンジニア(13万6000ドル)といった高収入職種がランクインしています。機械学習エンジニアは昨年の17位から急上昇しており、これは人工知能(AI)やロボティクス関連の仕事への注目度が高まっていることを反映していると考えられます。「データサイエンティスト」という職種は今年はやや人気が下がり、2位から8位に落ちました。
2017 年のリストでは技術職が上位 10 位のうち 7 位を占めました。
Indeed は、給与(基本給が少なくとも 75,000 ドルの仕事)と機会の豊富さ(2014 年以降 Indeed で最も成長が見られた仕事)という 2 つの基準で「最高の仕事」を特定しています。
25の職種のうち16は2017年のリストにも載っていませんでした。Indeedによると、建設支出の急増により、建設業界は前年比で最も高い雇用増加を記録しており、特にオフィス建設は回復傾向にあります。
「昨年、このリストはテクノロジー分野の求人が中心となり、ソフトウェアエンジニアや開発者の職種が上位を占めました」と、Indeedのシニアバイスプレジデントであるポール・ダーシー氏は声明で述べています。「これらの職種は依然として上位にランクインしていますが、昨年は全く見られなかった建設業の求人が好調なのは興味深い点です。」
