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ノードストローム、iPodなどのデバイスをレジでテスト

ノードストローム、iPodなどのデバイスをレジでテスト

トッド・ビショップ

ノードストロームがテスト中のモバイル POS デバイスの 1 つ。そり型のアタッチメントを備えた iPod touch。(ノードストローム提供)

シアトルに拠点を置く小売企業ノードストロームは、昨日の年次株主総会で、ベルビュー店とシアトル店でモバイルPOS端末の試験運用を開始したと発表しました。クレジットカード決済を利用する顧客の待ち時間を短縮するためです。もちろん、小売業界では目新しいコンセプトではありませんが、顧客サービスの象徴とも言えるノードストロームが新たなテクノロジーを導入するとなると、注目に値します。

同社はGeekWireに対し、クレジットカード決済用のスレッドアタッチメントを装着したiPod touchをはじめ、他の種類のポータブルデバイスもテストしていると述べている。同社によると、7月に開催されるノードストロームの年次アニバーサリーセールに合わせて、これらのモバイルチェックアウト機能をノードストロームの全フルラインナップ店舗に導入する予定だという。

「今回の最初の導入から学び、お客様や販売員の方々から今後の進め方についてご意見を伺い、最適な方法を検討したいと考えています」と広報担当者は述べています。「そして、年末までに店舗で取り扱うハンドヘルド端末の数を大幅に増やす予定です。」

また、注目すべき点として、同社は小売体験を向上させるデバイス活用の幅広い取り組みの一環として、パーソナルスタイリング、デザイナー部門、ウェディングスイートで以前から iPad を活用している。