
アーバン・エアシップの調査によると、プッシュ通知の利用率ではAndroidがiOSを上回る
アーバン・エアシップの調査によると、プッシュ通知の利用率ではAndroidがiOSを上回る

業界別のアプリ通知エンゲージメント率。出典:Urban Airship
ジェームズ・リズリー著

ポートランドを拠点とするモバイルテクノロジー企業アーバン・エアシップの新しい調査によると、Android ユーザーがプッシュ通知を受け取った後にアプリを開く可能性は iOS ユーザーの 2 倍以上である。
Urban Airship は、約 3,000 個のアプリからの 9,300 万件の通知を分析し、「中程度のパフォーマンス」カテゴリの Android アプリでは、通知を受け取った後に実際にアプリを開いたユーザーが 20% いたのに対し、同様の状況で iOS アプリを開いたユーザーはわずか 8% であったことを発見しました。
ビジネスアプリと金融アプリは多くの反応を示しましたが、メディアアプリとゲームアプリはほとんど無視されました。メディアアプリは通知でユーザーを満足させるのに十分な情報を提供している可能性が高い一方、ゲームアプリはスパムと見なされる可能性があります。
この違いの主な原因は、Androidの通知処理方法にあるようです。Androidの通知は時系列で表示され、閉じるまでステータスバーに表示され続けます。一方、iOSのアーカイブされた通知は時系列ではなくアプリごとに表示され、iOSでは上部のステータスバーに待機中の通知が表示されません。