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美容機器メーカーのクラリソニックがシアトル地区本社を閉鎖

美容機器メーカーのクラリソニックがシアトル地区本社を閉鎖

ジェームズ・ソーン

Clarisonic のデバイス カタログ。(Clarisonic の写真)

クラリソニックは、ワシントン州レドモンドにある本社を年末までに閉鎖する計画で、従業員92名に影響が出る。2001年の創業以来、シアトル地域を拠点としてきたスキンケア機器メーカーにとって、これは一つの時代の終わりを意味する。クラリソニックは、親会社ロレアルの米国本社であるニューヨーク市に近い場所に事業を移転する計画だ。

先週この決定を知らされた従業員は、移転と退職金を受け取るほか、新たな職に応募する権利も与えられる。92名の従業員のうち何人が解雇され、何人が移転するかは不明である。クラリソニック社は、労働者調整・再訓練通知法(WARN法)の規定に基づき、閉鎖を報告した。

同社の広報担当者は「クラリソニックはこれらの従業員の貢献に非常に感謝しており、移行期間を通じて彼らを支援することに尽力している」と述べた。

3年前、クラリソニック社は製造を外部パートナーに委託することを決定し、レドモンドの従業員数を120人削減しました。

このスキンケア会社は、乾燥した肌、汚れ、メイクを落とす音波振動ブラシで知られています。クラリソニックは、ワシントン大学で開発された技術をベースにソニッケア電動歯ブラシを発明したデビッド・ジュリアーニ氏の発明です。ジュリアーニ氏は2011年に自身の会社パシフィック・バイオサイエンス・ラボをロレアルに売却しました。また、ソニッケアの製造元であるオプティバは2000年にフィリップスに売却しました。

クラリソニックの共同創業者ロブ・アクリッジ氏は昨年同社を去り、新しい美容機器の開発に取り組んでいると述べている。

「クラリソニックは10年以上にわたり、業界をリードする製品イノベーション、科学研究、そして消費者インサイトを提供し、世界の美容機器市場を牽引してきました。今回の変更により、クラリソニックは世界中の消費者に革新的な美容機器を提供する能力をさらに強化できるでしょう」と広報担当者は述べています。