
続報:マイクロソフトはベンダーの「チャージバック」プログラムから年間2500万ドルを得ている
トッド・ビショップ著
このプログラムを管理している不動産会社によれば、マイクロソフトは、自社のプロジェクトに取り組むベンダーに対し、キャンパス内のスペースを占有する費用を請求するという異例のやり方で、年間約2,500万ドルの収入を得ているという。
この総額は、今週初めにGeekWireが報じたように、7月に実施予定の料金値上げ前の金額です。CBリチャードエリスの従業員プロフィールに記載されている2,500万ドル規模のプログラムの説明は、このプログラムの根底にある経済効果と、同社のベンダーへの財務的影響を裏付けています。
マイクロソフトは 2009 年にコスト共有プログラムを導入し、ベンダーの従業員がマイクロソフト施設で使用するスペースとサービスに対してベンダーに月額料金を請求しています。
一部のベンダーは、この手数料が事業に過度の負担をかけていると個人的に不満を漏らしています。多くの場合、ベンダーは報酬設定の際に、これらの追加コストを実質的に従業員に転嫁しています。
今週初め、マイクロソフトはベンダーに対し、「チャージバック」料金を7月1日よりシアトル地域でワークステーション1台あたり月額450ドル(年間5,400ドル)から月額510ドル(年間6,120ドル)に引き上げることを通知しました。同社によると、不動産市場においてベンダーが自社スペースに支払う料金が上昇しており、今回の料金引き上げは市場水準を維持するための取り組みとのことです。
同社はメッセージの中で、「マイクロソフトはこれらの企業が提供する業務とサービスを高く評価しており、これらの従業員全員の住居費には多額の費用がかかります。今回の料金値上げにより、企業は引き続きこの費用をマイクロソフトと分担することになり、ベンダーとマイクロソフトの従業員がオフィススペースを効率的に活用できるようになります」と述べています。