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DataCastleが300万ドルを投じてデバイス紛失時のデータバックアップを提供

DataCastleが300万ドルを投じてデバイス紛失時のデータバックアップを提供

ジョン・クック

従業員が職場に個人所有のモバイルデバイスを持ち込むケースが増えており、データの漏洩を防ぐために様々なデバイスを保護しなければならない企業のIT管理者にとって頭の痛い問題となっています。この問題は新たなスタートアップ企業にビジネスチャンスをもたらし、DataCastleのビジネスを牽引しています。

シアトルのスタートアップ企業は、CM CapitalやオーストラリアのHaag Investmentsを含む既存の投資家から300万ドルの新たな資金を獲得したばかりだ。(創業者兼最高技術責任者のゲイリー・サムナー氏は、元マイクロソフトのベテランで、オーストラリア出身である。)

「過去1年間、チャネルパートナーシップと地域を拡大してきたことで、データキャッスルの事業成長は加速しています。今回調達した新たな資金は、この成長をさらに加速させるために活用していきます」と、Qpassの元副社長兼モバイル・ブロードバンド・コマース担当ゼネラルマネージャーであるロン・フェイスCEOは述べています。

総資金は現在1,600万ドルとなっている。

組織のモバイルデータ自動保護を主力製品とするDataCastleは先週、Seagateのi365部門と複数年契約を締​​結しました。この契約では、ノートPC、デスクトップ、タブレット向けのデータ保護製品Datacastle REDを再販します。この製品はEVaultブランドで販売されます。また、このスタートアップ企業は、Windows Azure、Windows Storage Server、そして近日発売予定のSurface Proのセキュリティに関して、Microsoftと緊密に連携しています。

この分野で事業を展開しているシアトル地域の他の企業としては、先月紹介した CodeProof や、10 月に Rapid7 に買収された Mobilisafe などがあります。